ドローンの購入を検討する時に、大きく分けて選択肢が2つあります。
一つは空撮用ドローンで、もう一つはレース用ドローンです。
Phantom4について
空撮用ドローンに代表されるのは、『Phantom4』などで、
機体の重量は1.38kgとずっしり。
その代わり、多少の風でも安定して飛んでくれます。(離陸と着陸時には注意が必要です)
ただし、風速5mよりも強い風が吹いているときは飛行させません。
飛行時間は『Phantom4』の場合、帰ってくる時間や万が一のトラブルのことも考慮して、私は15分くらいにしています。
カメラの性能ですが、静止画は2,000万画素で、動画は4Kで撮れます。
ハイエンドのコンデジ並みです。
撮影について
動画の場合、私は後の編集のことを考えて(データが重過ぎになってしまわないように)、1,920×1,080P、60fpsのサイズで撮っています。
カメラには、ジンバルという振動によるブレを抑える機械が付いていて、よっぽど荒い操縦をしない限り、画像がブレることはありません。
なんだか自分の撮影の腕が上がったかのように錯覚します(笑)
ズームは基本できませんが、上位の『Inspire』などの機体に別売りのズームカメラを付ければ可能です。
が、価格が跳ね上がります(笑)
空撮で料金を頂こうと思うと、『Phantom4』以上のものを使われている業者さんがほとんどだと思います。
逆に、そのつもりがないのであれば下位の『Mavic』で十分な飛行性能、画質が手に入ります。
自動操縦について
また、『インテリジェントフライトモード』という自動操縦モードもあります。
これは、iPadなどをタップするだけで自動的にドローンが動いてくれるというもので、これを使いこなせば簡単にすばらしい映像が撮れます。
例えば・・・
コースロック(Course Lock)・・・最初に方向を指定すれば、あとは機体がどの方向を向いていても、指定した方向に向かう機能です。
ホームロック(Home Lock)・・・コースロックとは逆に、どの方向を向いていても、ホーム(離陸した場所)に帰ってくる機能です。
アクティブトラック(Active Track)・・・指定した人や物を追いかける機能です。
ポイントオブインタレスト(Point Of Interest)・・・指定した場所を中心に、円を描いて飛ぶ機能です。
ウェイポイント(Way points)・・・一度指定したコースを、もう一度自動で飛ぶ機能です。
他にもたくさんあるのですが、使用頻度の多いのはこれらですね。
次のステップへ・・・
私の場合まず、この『Phantom4』という空撮用ドローンを買って飛行、撮影を楽しんでいたのですが、
空撮用ドローンだと、スピードや場所など、どうしても撮影できる映像に限界があり、正直な話、飛ばすことに少し飽きてきていました。
そんな時、レース用ドローンの存在を知り、興味がわいてきました。
次は、手のひらサイズのドローンを30機以上買った経験から、小さいトイドローンの選び方を書こうと思います。